ヨーロッパ農業留学(2019)

留学に行って良かったこと。〜最終まとめ〜

ついに、ついに、ついに、留学生活が終わりました!! (2020年2月12日に帰国)

長期で日本を離れた経験が初めてだったので、 なんだか不思議な気分です。
意外と簡単に日常に戻れてる感じがします。

日本食が美味しすぎて、毎日嬉し涙を流しております。
鳥刺し、刺身、鹿児島の甘いお醤油、炊きたてのご飯、味噌汁・・・・🤤
ぐはあああああああああ!  
焼酎は世界一のお酒です!鹿児島大学にきてほんとよかった。

居酒屋ラブな私です。世界で一番です。焼酎をつくり合う文化が好きなの。

そしてずっと楽しみにしていた温泉!!!
鹿児島についたのが夜中だったんですが、そのまま近所の錦湯に直行したよね。笑

湯に浸かった時、「私は今天国にいる。」って本気で思った😇 全身溶けた♨️

てまあ、ひさびさの日本での生活をエンジョイしまくってる私ですが、
すぐに、うずうず、旅に出たくなっちゃうんだろうなあ。なんて・・・🤣

さて今回は、留学の総まとめをしていきたいと思います!

留学に行ってよかったこと!!

あっ、いろんなやり方があっていいんだ。 と気づく。


初めて外国で、いろんな人と暮らして気づく。

私が常識だと思っていたものは、
社会の中で、日常生活の上で、私が勝手に信じ込んでいたもの。

常識に縛られすぎないで、 常に本質を見つめること。
いかに自分が心地よく生きれる、か。
柔軟に変えていけるか。
それがすごく大事なんだ。

難しく聞こえるけど、本当な些細なことばかりだよ。


例えば、料理。 🍽

野菜の保存の仕方。サラダのドレッシングの作りかた。野菜の炒め方。

わたしが知っていたのより、シンプルで、でも美味しくて、拍子抜けすることも多かった。

これがなきゃダメだ!と思って、買ってたものもあったな。
でも、いろんなもので代用できることを知った。

服やメイク💄もそう。

日本の多くの女子は、
全部の顔のパーツに気を配ってメイクアップして、髪を巻いて、最新ファッションをチェクして・・・・。
それにわたしも乗っかってきた。なんだか窮屈に感じることも、自分も好きに慣れない時期もたくさんあった。

自分は美しい? 美の基準ってなんなんだ。 こんにちは春来です。私は今、イタリアのトリノ空港でこれを書いています。今回は、いつもよりラフに、気の向くままに色々書いてみよう...

🔺そのモヤモヤを書き綴った記事です。


留学中に、
シンプルに少ない服で着回し、ナチュラルメイクで過ごす、自然体の美しい女性にたくさん出会った。
自分が好きで、自信を持っている女性💓 素敵よね〜〜😍

私、なんであんな風にたくさん服を買ったり、メイク用品を買っていたんだろうって。

何が一番私にあっているのかも考えないまま、買わされてたなって気づいた。
目が覚めた。

カップル、夫婦のあり方も柔軟。 👫👬👭

社会的にどう見られるかより、お互いにどうすれば一番心地よい関係を結べるかに重きを置く。
事実婚や、同性婚、再婚も多いし、それをとやかくいう人もいない。


まあ結論何が言いたいのかというと。

「初期設定」を外してしまおうや、ってこと。

たくさんの選択肢を知ることで、人生の幅は広がるのだ。
自分には、何が本当にあっているのかをしっかりと考えよう。
意外と何事もシンプルなのかもしれない。

そういうことにこの留学は気づかせてくれた。

だから、歴史や民俗学を学ぶのは大切だし、だから惹かれるんだなあって分かった。

めっちゃ自己分析できた。

とにかくぼーっと考えた一年でした。
自分について。未来というより、過去を。

長期間かけて、これまでの人生を、ゆっくりゆっくり、思い返す。
そういう経験ありますか?

だから私は今こんな人間なんだ、こんな性格なんだって
ようやく腑に落ちた気がする
(農作業ってすごく落ち着いて考え事するのに向いていると思う)

日々を忙しく過ごしてたら、そんなことできないよねえ?
見つめたりする余裕ない。

私は、どんな時に幸せを感じるのか?
どんな時に居心地悪く、モヤモヤ感じるのか??
自分どこで一番イキイキと春来らしくいられるのかを考える。

私はこれが苦手なんなら、無理してやらなくてもいい。それが楽じゃない?

自分の扱い方を学んで、好きになれた一年だったって胸張って言える。
(ポジティブシンキングに拍車がかかった😅)

こうやってただボーーっと考える時間を、一年も取れるって贅沢だったし、
私のこれからの人生をもっと豊かなものにしてくれたと確信。

本当このタイミングで、これができて幸運だった。

自分を責めなくなった。


こうやってたくさんの人に会うと、どうしてもテンポが合わない人にもたくさん会う訳で。

これまでは、出会う人みんなに対して、「フレンドリーでナイスな春来」で居たかった。 いつも笑顔で、テンション高めで、みんなの空気を盛り上げれるような、そんな人。

なんだか話が合わない相手とコミュニケーションする時、自分のせいにしてばっかりだったんよ。
「ああ、私がもっと人見知りじゃなきゃ。もっと話し上手であれば・・・😭」
「私の英語が下手なせい?!」
って毎回落ち込む。

でもそれってくだらんな!って思うようになった。
自分と相性が合わない人と話して、気まずさや居心地の悪さを感じるのはあたりめえや!

自分の性格だから、どうしても変えられない性質ってもんはある。
単なる相性の良し悪しだったりする。

変に固執して、ずっと苦しむのは、ちょっとお門違いなのかなと。
そういう考えはある意味「逃げ」なのかな? でも私はそれでいいのだ。

もちろん良いコミュニケーションを取るために、努力を尽くすのは大事だけどね!

人生のモチベーションが上がった


モバイルカーで、世界を旅しているカップル。
ルシアはフェミニストで、精神的にすごく自立してる女性!
カップルのあり方もすごく素敵だった。依存し合わないけど、信頼しあってる❤️

若いのに、第二言語で英語ペラペラで、本当にいろんなこと知ってて、自信があって。
狭い常識にとらわれず、自由に心から人生を楽しむ。

そんな人に沢山出会った。

それにひきかえ、わたしは自分のことさえ、日本のことでさえ、語れねえし・・・
情けねえって感じですよ😭

そういう素敵な存在、明らかに自分よりレベルが高い存在にであうと、めちゃくちゃ燃える🔥
わたしもこんな素敵ウーマンになってやる!!!ってね。

普段過ごしていても、なかなか出会えないタイプだから、ものすごく触発されたなあ。

日本で忘れたくないこと。

日本に帰って、本当に忘れたくないことが一つあってだな。

時間を自分のために使う ってことなんです。

ヨーロッパで出会った人たちは、その大切さをよくわかっていました。

生活のペースが人間らしくて、良いのです。

テーブルをセッティングして長時間食べ、好きな人と語らうことを愛する人たち。

なんだか、ゆっくり。
急がない急がない。休むときは休む。家族や友達と過ごす。

日本での生活に戻ったら、時間の流れの速さにびっくりしそうだ。

それに慣れてしまうんだろうけど。できる限り抵抗したい🔥

適度に力を抜いて自分を大事にする時間をしっかり取ろう。
(忘れそうになったらこの文章を読み返すのだ!✨)

まとめ

以上が留学に行って良かったことのまとめです。

「ヨーロッパの農業を自分の目で確かめたい!」という目的で行った留学でしたが、

それ以外に、人生において重要なことを全身で体感しながら、吸収しまくった一年でした。
楽しいことも、キツイこともあったし、しっかりショックもたくさん受けた!!!
さらにタフになれた😌

これこそが学校では学べない、学びなんだろうな、と。
そして、私の人生をもっと豊かにしてくれるものです。

留学をサポートしてくださったトビタテ留学JAPANの関係者の方々、
私をいつも励ましてくれた友達、
私を信頼して、ほっといてくれて、心から応援してくれる家族、
そして現地で会った皆さん。

本当に感謝しかないです。
ありがとうございました!!!

私の留学は幕をおろしますが、これからもこのブログは絶対に続けていくつもりです。読んでくれると嬉しいな。

これにて(完)

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