私、春来は4月から
目次
「ヨーロッパの有機農家を巡る旅」
にでることになりました!!!!
本当に本当にありがたいことに
国家プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」に採択していただき、奨学金をいただけることになりました!!!
(トビタテ!は海外に飛び出したい学生の夢を応援する官民共同の日本の奨学金制度です。また詳しく書きたいと思います。)
1年の計画
2019年4~7月 イギリスの農家さんでファームステイ
2019年8~10月 イタリアの農家民宿でファームステイ
~2020年2月 他にもヨーロッパの色んな国の農家さんを巡る
2019年の四月から、2020年の2月までどっぷり、ヨーロッパに浸ってこようと思っています。
今回は主に、
「なぜ私が海外に飛び出そうと思ったのか」
についてお話ししたいと思います。
海外に関心があった子供時代
今思えば、私の両親は私に、社会の不条理さとか(格差・貧困)、環境問題とかそういう現実を、見せてくれていた。その結果、正義感の強い子供だった。(今も強いっす)
アフリカの子供が飢え死にしてる現実を知り、私がなんとかしたいと考えた。だから大人になったら青年海外協力隊なりたい!!国際貢献したい!!とか思ってたなあ。
あと、NHKの特集とかで、世界遺産特集とか自然環境のドキュメンタリーとか好きで見てて、こんな世界があるんだと。いつか絶対世界一周する!っていう夢をもっていた。冒険家とかバックパッカーとか、めっちゃ憧れてた。
あとは洋楽とかも好きで、単純に英語ぺらぺらな人カッコイイわ!!という憧れもあった。
大学生になったら、留学してみたいな・・というのも漠然とありました。
大学生、いざバックパッカーの旅へ!!
大学生になった私は、念願のバックパッカーに!!1年生の夏は、東南アジア(台湾、ベトナム、カンボジア、タイ)を周遊した。
安宿を泊まり歩いて、バックパック背負って、薄汚れた格好をして歩き回った。
自分ですべて準備し、トラブルにも自分で対処する。自分で旅を組み立る。そんな気ままなスタイルが性に合って、
2年の夏はヨーロッパ(スペイン、フランス、ドイツ、スイス)を周遊した。
幼少期に母からハイジ見せられてたので、ヨーロッパの農村に憧れがあったのだ。現地もまさにハイジだった。
旅を通じて学んだこと
私、わかっちゃったんです。意外に英語、しゃべれなくても海外旅行行けることに。(当時ほとんどしゃべれなかった)
グーグル翻訳はなかなか使えるし、ジェスチャーで最低限のことは伝わる。なんだ~~なんとかなるじゃん!!って最初は嬉しかった。
でも、なんか物足りない。
ゲストハウスで、「どこから来たの?」とか話しかけられても、「アイムフロムジャパン」で終わり。
あなたはどこから来たの? なんで旅してるの?私のことも話したい、一緒にお酒のみながら語ってみたいのにいいいい!!!!!
なんか、おんなじ地球に住んでる人間で、その人の生い立ち、価値観、考えがあるはずなんだけど、言葉がわかんないから伝わらない。それってめちゃくちゃもったいなくね?と思った。
だってさ、そうやって語り合ってその人のこと深くしりたいじゃん。フィーリングじゃ限界がある。もし英語がぺらぺらだったら、単純に地球上でどのくらいの人数の価値観を吸収できるんだろう。
これらの旅を通じて、初めて、私の中に「国際感覚」なるものが芽生えたような気がしました。
そのときは、まだ留学は憧れでしかなかった。しかし・・・
日本のいいところってなに?
こんなことを日々考えるようになった。
正直に言います。
私、日本に誇りを持てないんです。
まあ理由は色々あって・・・
・政治家が言ってることが信頼できない
・日本、全体的に不幸せそう
・日本人、政治とか環境問題とか、社会的なものに関心なさすぎでしょ・・
・日本の伝統とか文化とかないがしろにしすぎだろ・・・
まず、いろいろいろいろ、大人が嘘くさい。
経済成長ばっかりに目を向けて、ほんとに大事なこと見てない。
もう、その時代は終わったんだって。日本はとても物質的には豊かな国だけど、幸せじゃ無いと思う。東京の満員電車のみんなの顔見ればわかる。
で、まわりの大学生もそれを疑わない。大人の敷いたレールにお行儀良く沿って、大学行って、単位とって、とりあえずいいところに就職。 ・・・まあ、それで幸せなら全然いいけど。でも若者なんだから、もっと色んな所行って、体験して、失敗して、遊ぼうよ!!命を燃やそうよ!!!!!
・・みんな、おとなしくてつまんない。
日本文化とかも、もはや日常からは消え失せてるし、
助け合いの精神とかも薄いし、
日本ってなんなんだろう?
現代の日本のアイデンティティってなに!?
って思い悩む様になりました。
一回、日本から飛び出したい。
この気持ちが日に日に強くなっていきました。
気づけば大学3年生。もう今しかない、と決断しました。
両親からは、「自分でお金をなんとかできるならやってみなさい」と言われました。
そこで私は、トビタテ!留学JAPANに応募しました。
トビタテ!は、夢のある若者に日本の企業が、返さなくて良い奨学金を与えてくれる制度。
この奨学金を勝ち取るには、留学テーマを決め、審査を通過する必要がありました。
テーマは決まってました。大学生活を通して私の理想になった、「地域にねざした農業」を学びに行くことでした。
https://www.tobitate.mext.go.jp/univ/tobitate_10th_laterperiod/
↑
本当に個性的な留学テーマがいっぱい。私のもあります、探してみてください。
留学で、得たいもの
- 日本を外から見つめて、日本人の誇りを取り戻したい。
- 「日本の常識は常識じゃない」ことを確信したい。
- たくさんストレス受けて、強くなりたい。
- 英語しゃべれないっていう強いショックを受けて、本気で英語を習得したい。
絶対、楽しいことばかりじゃ無いと思う。ストレスフルな環境に置かれることになると思う。(基本ファームステイなので、必ずしもホストと相性が良いかもわからんし、内容も肉体労働だし。)
でも、自分をきつい環境に置きたい。このまま日本にいても成長できない。今の環境はぬるすぎる。
それで強いショックを受けて、自分がどんなに無知で世界が広いのかを知りたいんです。
これを乗り越えられたら、絶対、もっと魅力的な人間になれると思うんです。
たくさんの人に出会って、たくさんの価値観に触れて、色んな文化に触れて、日本にいいところを再認識したい。結局なんだかんだ言って私は日本が好きだと思う。
それで、今の日本をもっと良くしたい。それが私の夢です。
長くなりました・・笑
でも留学前に考えが整理できてよかった!
これからも沢山沢山、溢れる想いを書いていきます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
春来