食やくらし

現地人に学ぶ、イタリア料理レシピ

私はイタリア料理を、愛している。

この一年で、イタリアの現地人の食卓に幾度となくお邪魔してきた。
彼らの食へのこだわり、プライドに感服する。
本当の美味しい食べ方を知っているのよね。

日本に帰ってからもこの味を再現してみたい・・・!

ということで、イタリアンレシピを書き残しておこうと思います❤️🇮🇹

miloのカルボナーラ

用意するもの
  • 卵黄(一人あたり2個)
  • パルメザンチーズ
  • ベーコン
  • 玉ねぎ
  • にんにく
  • パスタ麺

① ベーコンをカリカリに炒める。お好みで、にんにく、玉ねぎも合わせて炒めるのも🙆‍♀️

② 溶きほぐした卵黄に、パルメザンチーズを混ぜ合わせる。

③ パスタを茹でる。大きめの鍋でグラグラと茹でる。

④ お湯を切ったパスタに、①②を和え混ぜる。お好みで、茹で汁を加えるのも良い。

ワンポイント豆知識💡

バリバリのプーリア人のミロさん、
カルボナーラに生クリームを入れるなんで言語道断だ!!!😱とおっしゃってました。
イタリア人にとっては我慢ならんらしい。

Annaの時短めちゃウマパスタ

用意するもの
  • 生にんにく
  • トリュフソース(安物でおっけい。てか何のソースでもおけ。)
  • パスタ(お好みの種類で)
  • パルメザンチーズ

① ガーリックをみじん切りにして皿の上でフォークで潰す

② パスタを茹でる(パッケージに書いている時間を参考に)

③ 茹で上がったパスタを、①の皿の上に盛り付ける。

④ 上からトリュフソースをかけて和え混ぜる。パルメザンチーズをたっぷりかけて完成!

ワンポイント豆知識💡

イタリア人の母親を持つ、ベルギー人のAnna。幼い頃から美味しいパスタの食べ方の英才教育を受けていたそうな・・・。なるほど、彼女の作るパスタはめちゃくちゃ美味かった🤤

プーリア名物、フリセッレ(Friselle)

用意するもの
  • フリセッレ
  • 水(深皿に入れてね)
  • オリーブオイル
  • ミニトマト
  • 塩漬けオリーブの実
  • お好みのハーブ

① フリセッレを一つとり、水にひたす。裏表、さっとくぐらせるくらいで。浸しすぎるのはNG!

② オリーブオイルを表側に垂らし、塩をお好みでふりかける。

③ミニトマトを半分に切り、擦り付ける。そのまま乗せる。お好みで、オリーブの実や、ハーブなどをトッピングしたら完成!

ワンポイント豆知識💡

これは、私の超超超お気に入りのイタリア料理!プーリア地方発祥らしい。
見た目はベーグルみたいに穴が空いていて、そのままではかじれないほどカチコチ!

これも、昔の商人が、首にネックレスみたいにぶら下げて旅していたんだとか。
保存がきくからピッタリ!塩水に浸して食べてたんだってよ〜!

トッピングは何でもオッケーで、私はトマトのが好き。にんにくをこすりつけるのも良き。
このフリセッレ、日本では売ってないみたいだから本当に悲しい・・・・😢

ナスの詰め物オーブン焼き
(Pasticcio di Pane e Melanzane)

用意するもの
  • ナス
  • 玉ねぎ
  • 柔らかいパン(食パンなど)
  • ニンニク
  • パルメザンチーズ
  • トマトソース
  • お好みの調味料

① ナスをくり抜く。中身は、さいの目切りにする。

② 刻んだナスを煮る。スライスした玉ねぎも投入。

③ 煮えたら火を止め、卵、ちぎった柔らかいパンを混ぜる。

④ ナスのカップに③を詰め、トマトソース、パルメザンチーズをたっぷりかける。

⑤ こんがりオーブンで焼いたら、出来上がり!

ワンポイント豆知識💡

これはジーナおばあちゃんのレシピ。すごくシンプルなんだけどすごく美味しい。パンの代わりにお肉を詰める人もいるみたいだけど、パンでも充分食べ応えがありますよ!

ジーナおばあちゃんのオレキエッテ

用意するもの
  • 小麦粉 (カップ5杯分くらい)
  • 水   (カップ2杯分くらい、生地がちょうど良い硬さになるまで)
  • 塩   (大さじ3杯くらい)

おばあちゃんの目分量なので、大まかですみません。

① 大きな台の上に、小麦粉を山盛りにして、中心は穴を開ける。

② 塩を中心に置く。

③ 水を少しずつ加えながら、ゴリゴリ練っていく。

④ 細長くした生地をナイフを使って、オレキエッテを作る!!
(説明では難しいのでぜひ動画を見てみてください!)

ワンポイント豆知識💡

オレキエッテとは、プーリア地方独特のパスタです。
イタリア語で「耳」を意味するんだって!確かに見た目がそう見えなくもない・・・

ジーナおばあちゃんの肉とトマトのソース

用意するもの
  • オリーブオイル
  • 豚肉(ブロックの方が食べ応え出そう)
  • 玉ねぎ
  • 白ワイン
  • トマトソース

① オリーブオイル、肉、玉ねぎある程度炒める。

② 白ワインをコップ一杯入れて蓋をかぶせて煮込む

③ トマトソースを加え、さらに弱火で煮込む

ワンポイント豆知識💡

トマトソースは、トマトと塩だけで作ったとてもシンプルなものなんだけど、ものすごく美味しいんです。
イタリア料理はすごくシンプルで、だからこそ美味しい。

オレキエッテとの相性が最高なんだあ!

ライスサラダ

用意するもの
  • 冷めたご飯 (リゾット米がより美味しいのかも・・?)
  • オリーブオイル
  • ツナ
  • トマト
  • ゆで卵
  • パプリカ
  • ケッパー
  • オレガノ

①冷めたご飯に、材料を混ぜ合わせる!以上!

ワンポイント豆知識💡

これめちゃくちゃ美味しくて唸った・・・。ケッパーが効いてました。
ご察しの通り、具材はお好みで❤️

Fave e cicoria (そら豆とチコリ)

これも好きすぎる一品。

用意するもの
  • 乾燥そら豆
  • チコリ
  • オリーブオイル
  • トマト

① 乾燥そら豆は、一晩前から鍋いっぱいの水に浸しておく。

② そら豆をグツグツ弱火で長時間煮る。

③ 柔らかくなったら、マッシュする。

④ チコリをさっと茹でる。

⑤ お皿にマッシュそら豆を盛り付ける。茹でたチコリも載せる。お好みで、塩、オリーブオイル、トマトをトッピングして出来上がり!

ワンポイント豆知識💡

これもプーリアの郷土料理。

超シンプルなんだけど、超美味しいのよこれ・・・泣
マッシュしたそら豆が、ほんのり甘みがあって、いくらでもいける旨さ。
それに、苦味のあるチコリがマッチしてホントたまらん!!!🤤

なんかねーそら豆って書いたけど、なんか日本のと違うかも。そもそも乾燥したそら豆って売ってるっけ? イタリアではFave(ファーべ)と呼ぶんだよ。

日本でこの味再現できるのかしら・・・?

りょうこさんのモツズッパ

ピエモンテ州に住む日本人妻の、りょうこさんに教えてもらったレシピ❤️

用意するもの
  • モツ
  • 人参
  • 玉ねぎ
  • セロリ
  • トマト
  • じゃがいも
  • オリーブオイル
  • 白ワイン
  • にんにく

① セロリ、人参、玉ねぎをみじん切りにして炒める

② モツを洗って、小さく切って投入。 

③ トマトは色付けとして入れる。 豆、ジャガイモなど好きな野菜をお好みで投入。

③ 水をれて煮込む。 白ワイン、にんにくなどもお好みで加える。

ワンポイント豆知識💡

北のピエモンテ州は、冬の料理が有名らしい。ズッパは、イタリア語でスープのこと。
このスープ美味しくて悶絶した。日本に帰ったら、ブレンダー買ってスープ祭りする。

イタリアの食は素晴らしい!!!

日本では、いっぺんにテーブルに料理出して、いっぺんに食べるじゃん?
でもイタリアでは、一皿ずつ食べるわけよ。レストレンに限らず家庭でも。
それがすごく新鮮だったなあ。

こうやってお皿を重ねて、テーブルセッティングするの。
で、一皿目が終わったら、その都度お皿を下げて、次の料理。
面白いよね?

みんなペースを合わせてご飯を食べることになる。
みんなこの皿が終わったから、次の料理いくか!みたいな?
極端に早食いの大人を見たことがない。(だからスリムな人が多いのかな?)
途中で席を立つのは失礼になる。

ゆっくり語らいながら、食べる。
料理を待つのも楽しみのうち。

週末や、特別な日は、最初から最後まで2〜3時間かかることもあるのよ。
なが!!!(◎_◎;)

でね〜個人的に、イタリア人の好きだな〜と思ったところは、
「食に貪欲なところ」 かな。

お高くとまったイタリア料理のイメージとは裏腹に、

骨つきの肉も、ナイフとフォークで食べれないところは手で残さず食べるし、

バール(イタリアのカフェ)では大の大人達が、クロワッサン立ち食いしてるし、

レストランではワインを飲みながら、ガヤガヤ楽しくおしゃべりしている。

なんだか彼らは、「食べることを楽しむ」っていう本質を知っている気がするのよね。
好きだなあ〜。

さすが、世界中から愛されるイタリア料理なだけあるわ!と思いました。🤗

とにかくイタリアは美味い!

すぐイタリア飯ロスになる気しかしないので、このレシピ見て作ろうと思いまする・・・。

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