今日はいつもと違う感じで、つれづれなるままに書こうと思う。
いっつもブログ書きたいことたくさんあるんやけどさ、完璧主義が邪魔をして、1記事書くのに時間かかるのね。
でもそれだといつまでたっても、おわんないので、今日は適当な感じで。これからこういうの増えると思います。
風邪をひいた
海外にきて初めて熱がでた。
多分、最近のイタリアは朝夕ぐっと温度が下がったからだと思われる。
夜にヘソ出して寝てたのがよくなかった。
あっという間にだるみがきて、
「あ、これ無理したらやばいやつ。」と悟った私は
葛根湯飲んで、みやびさんからもらったマヌカハニー飲んで、たくさん着て、ブランケットたくさん芋虫状態に。
身体はめっちゃ熱くて熱が上がっていくのがわかるけど、寒すぎる・・
典型的な風邪ですねうん。
幼き頃の風邪の話
いやーこうして一人で震えていると 、
幼き頃のことを思い出しますね。
とにかく健康優良児のわたくしは、風邪をひいて休めるのが嬉しかった。
「ん? 何かおかしいぞ・・もしや」となると、お母ちゃんに体温計を渡される。
で、37度台だったら、完璧に休めるね。
私の平熱36.6度くらいだったのでね。(高いやろ。)
で、お母ちゃんが学校の先生に電話かけるのを聞きながら、心の中でガッツポーズ笑
いや、学校が嫌いだったとかじゃないからね。とにかく非日常なわけですよ私にとって。
まず、母が優しくなる。笑 (あ・・いっつも優しいよ🙄❤️)
ヨーグルトやプリン、ゼリー、ポカリを買ってきてくれる。
病気の時に食べるゼリーが一番美味しいゼリーだと思うわ。
で、ずっと寝てるのもつまらんので、
病気の時のために撮りためておいた、金曜ロードショウやらなんやらを、(あの頃はiPadなんてなかったからね。)
リクライニングの大きな椅子を持ってきて、ゼリーを食べ食べ、一人で見るわけですよ。
あの非日常感! 最高!
あとおかんに口酸っぱくして言われたのが
「あんたの体調はあんたにしかわからんとやけん、はっきり言いなさい!」ですね。
これ今になって、確かにそうやな・・って思う。
ん?なんかいつもと違っておかしいぞ?みたいなアンテナを立てて、他人に助けを求める能力って地味に大切だと思うな。
体調が回復した朝、祈るような気持ちで体温計の数字を見るも、平熱になったのがわかると、
日常に戻るのよね。ちょっとがっかりした気持ちと、
学校で友達に「だいじょうぶだった〜〜?」って心配されるのを想像して、学校に戻れるのに嬉しい気持ち。
あー懐かし。まあ、健康だからこんなことが言えるんだよね・・
大人になった今でも、風邪の時ワクワクしてしまうのは、こういう思い出があるからだと気づいた。
海外で体調崩す
海外で体調崩した時、やっぱり安心する環境に入れると凄く助かる・・
「熱が出て今日は寝てたい・・」と言ったら、たくさんブランケットくれたり薬くれたり優しい言葉をかけてくれる環境ね。
あと、こんなとき日本食がめちゃ染みる。
別にイタリアのご飯美味しいし平気だい!って思ってたけどさ、やっぱ弱った時、日本食偉大だわ。
人生の小休止
こう、日本から離れてさ、異国の地で暮らすと、時間がゆっくり流れているのね。
まあ毎日農作業あるけど、格段に、自分自身に使える時間が、増えている。
こう、一人で農作業していると、自然に物思いにふけるのよね。
不意に、幼き頃だったり、高校生活だったり、家族のことだったり、
「あ〜〜あんなことしてたな。あんなこどもだったな。だから今の私があるんだな。」
って気づく。
これって、日本で日々に追われて暮らしていると、できなかった。
これまでの人生をさ、ゆっくりゆっくり、自分の時間をかけて思い返すって、想像以上に大事な作業だと気づいた。
そして未来のことも考える。
こどもは何人欲しいなとか、こんな子育てしたいなとか、鹿児島に帰ったらこの人と飲みに行くぞとか、日本帰ってお弁当作るの楽しみだなとか、筋トレ続けるぞとか、卒業後どうしようかとか・・・
ほんと色々。くだらんことから、真剣なことまで、じっくりじっくり日々考えてます。
留学しに海外に来て、本当によかったことの一つだと思う。
これできるようになりたい!とか野心を持ってきた海外ですが、
こうやってただボーーっと考える時間を、一年も取れるって贅沢だし、私のこれからの人生をもっと豊かなものにしてくれると確信。
だからね、みんなに勧めたい、人生の小休止。
海外じゃなくていいよ、日本でもどこでもいい。
何かしなきゃ!!って焦んなくていい。ぼーっとするだけでいい。
一年だけでも、人生の速度を落とせば、はっきりと自分自身が見えてくるはず。
ここら辺で大人しく寝よ。
ではでは。