ヨーロッパ農業留学(2019)

WHAT IS 「トビタテ!留学JAPAN」?

(↑浮かれているわたくしの図)

こんにちは、いよいよ春を感じるようになってきましたね〜〜。
私の季節がやってきた!!テンションぶち上げ!!の春来です。 春が来た〜〜♪

さてさて、ヨーロッパ農家修行まで、日数も少なくなってまいりました・・・。
日々準備に終われ、「あれも!これも!?ぎょええ〜〜!!」とバタバタしてるようで、ぼーっとしてもおり、なんだか落ち着かん。
本当に私、ヨーロッパ行くんよね!?ひょええ、実感がない。

そんなこんなしていた私でしたが、3/16,17の二日間、大阪にて
トビタテ!留学JAPAN」の研修に参加してまいりました!!
これがすごおく良い経験になったのでした。

今回は、
トビタテトビタテトビタテ言うてるけど、一体なんやねん!!って方に、この制度の魅力を知ってもらいたいと思い、書きました。

Q トビタテ!留学JAPANとは、なんなんですか?

A.   めっちゃ海外行きたい大学生に、返済不要の奨学金をくれる制度。
   その条件は、情熱にあふれていて、好奇心旺盛であり、個性があること。
   英語の成績も、大学の単位も関係ない。
   若者の「これがやりたい!」を全力で後押ししまくるプログラム!!!

引用元:http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/tobitate/index.htm

この制度は、文科省初の官民共同で取り組む、留学支援制度です。
2014年の1期生に始まり、現在は、私が採択された10期生まで。
2020年までに、高校生・大学生を合わせて1万人送り出すのが目標らしい。

なにがすごいって、そりゃあもう・・・

お金をくれるんですよ??返す必要のないお金。こらー嬉しすぎる。

留学って相当お金かかります。私にとってそれが一番ネックでした。大学生の留学諦め要因の首位を争う感じ。
現地での生活費でしょ、学費でしょ(学校通うなら)、飛行機代でしょ・・って考えるとトホホノホです。

しかし、そんな理由で諦めてしまう学生を救うべくトビタテ!は作られた。なんと心ある、たくさんの日本の企業が、出資してくれているのです・・!本当にありがたい。

トビタテ!に採択されれば、月に9~16万円&準備金25万円をもらえちゃうのだ。こらヤバイ。
でもそれだけじゃ無いの。

お金だけじゃないの。

留学前、留学後の研修が半端なく充実してるのだ。

お金あげてハイ終わりじゃなくて、留学に対するサポートが半端なく手厚い。
私が今日終えた研修は、留学事前研修。
この二日間は、他の仲間と共に

  • 自分の軸ってなに? ってことをとことん突き詰めたり、
  • 世界に飛び出すことの重要性を、世界を舞台に働くエキスパートに教えてもらったり、
  • これからの日本をどのように変えていくかを真剣に話し合ったり、
  • 海外で辛くなった時の対処法や、安全管理を教えてもらったり、

朝から晩まで、ギッチリミッチリ濃厚な時間を過ごしました。

これって本当にありがたい。事前に大量の課題が出されて、自分一人で、自分の留学計画を見つめ直す。
それを、ひたすらみんなで考えて話して衝撃を受ける。

もし、他の手段で海外に行く、となると、一人でこんなに深められるのは難しいと思います。

あとはやっぱり、同志が良い。

トビタテ!に採択された子達は、本当に多様で面白い。日本の端っこから端っこまで、興味深い学生が勢揃い。

  • インド映画を世界に売り出すシステムをつくって日本で気軽に見られるようにしたい。
  • 日本の山を元気にするために、入山料制度を普及させたい。
  • 障害を抱える日本語学習者のために教材を開発したい。
  • 自然エネルギー発電を日本に普及させたい。
  • ロンドンでファッションスキルのセンスを磨きたい。
  • シリア難民が笑顔で暮らせる未来を作りたい。
  • 義足の開発をして日本に持って帰ってきたい。
  • カンボジアと日本サッカーを繋がりを強化したい。
  • 地域に根ざした、人も環境もハッピーになれるような農業の仕組みを学びたい(これは私のテーマ!)

これはほんの一部です。こんな若者達の夢を本気で応援しようとするトビタテ、めっちゃ素敵。

専門性も、経歴も違う学生達が、「日本を変えてやる!」とか「この分野のリーダーになってやる!」とかギラギラしてるのを見て嬉しかったですね。しかも同じ時期に海外に行き、壁にぶつかり挫折もするでしょう。それを励ましあう仲間にもなる。めちゃくちゃ心強い。

トビタテ!に採択されるためには

めちゃくちゃ手厚い制度ですが、誰でも採択されるわけじゃありません。
厳正なる審査を潜り抜けて、晴れてトビタテ生になれます。(えっへん)
まずは詳細な留学計画を提出し、活動の受け入れ先を自力で探し、書類審査が通れば東京で面接。
ほんーーーとにこれに受からなければ、留学行けない!と追い込んで、頑張った。
通ってよかった、よかった。

最後に

トビタテ!をつくりだした方のお話で心に残ったのは
大人を信用するな。実際に行って体験しろ。
20代のうちに3回留学しろ。
という言葉だった。

とにかく私は、一年間日本を飛び出して、これまでと全く違う日常を送る。
それが楽しかろうが苦しかろうが、とにかく、日本を飛び出したってことに意味がある気がする。

日本の代表として選ばれたって気持ちを持って、いつか応援してくれた方々にお礼ができるよう、少しでも成長できた自分になれるよう、頑張ります。

留学中なにをするのか、など詳しい計画についてはまた次回。

では。

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